酒米について色々な酒米の紹介

日本酒の為の「米」

一般の食用米(コシヒカリ、ササニシキ等)と違い、日本酒の原料に適した米。酒造好適米と呼ばれ、心白と呼ばれる白濁した中心部があり、タンパク質と脂質が少なく、水を吸いやすいものが良いとされています。
最近は食用米でも日本酒が作られて、色々な特徴が有る酒が多くなっています。

山田錦

代表的な酒米で兵庫県の特定地区(三木市、加東市、等)の物が「特A地区産」と呼ばれています。飯米で言うと「魚沼産コシヒカリ」の様な感じです。
心白が小さく高精米が可能で、上質の吟醸酒が造り易くタンパク質含量が少なく雑味のないキレイな酒質の酒に仕上がるようです。知名度も高い酒米です。

五百万石

1944年に新潟県で誕生し、2001年まで40年間以上作付面積がトップだった品種。(2001年に山田錦に抜かれました)
芯白が大きく高精米に向かず吟醸酒用には不向きですが、麹が作りやすいと評価されています。香味は淡麗ですっきりとした酒質になるようです。